根拠のない楽観で過ごしている

だけどわたしは、不安だからといって、なにも心配していない。

いざとなれば、なんとかなるだろう、との根拠のない楽観で過ごしている。いわば、なりゆきまかせである。

『老後がめんどくさい』(著:勢古浩爾/草思社)

たいした貯金がないと知ってはいるが、どの程度かは知らない。

あまり知ろうともしていない。

だから、足りない分を補う方法もなにも考えてはいないのである。

お金に関しては、わたしはまるっきり愚鈍である。

学生の頃から、金がなくなれば、単純に働くことだけだった。

就職しても、ただ働いて、安月給をもらうだけである。

給料の多寡(稼ぐ金額)が一番の価値ではなかったからである。こんな考えのやつに、金が貯まるはずがないのである。