保釈されたいので認めます

裁判官「いまの起訴状に、何か間違いはありますか?」

被告人「言いたいこと、争いたいところとか否認したいところもあるんですが、保釈されたいので認めます」

『バカ裁判傍聴記』(著:阿曽山大噴火/飛鳥新社)

不服ながら、罪をイヤイヤ認めるような言いっぷり。裁判官としては聞き流せなかったようで、

裁判官「ん? んん? えっと、保釈されたいから認めるってどういうことですか?」

被告人「1件目のほうは、被害者もわかってたと思うんですよ、何に使うかは」

と言いながら、弁護人のほうを見る被告人。打ち合わせと話が違うのか、弁護人は渋柿を齧った時のような表情。被告人も弁護人と目を合わせないようにしていました。