話を振るなといった雰囲気の弁護人

裁判官「ん?……んん?……え?っと……」

被告人の発言の意図するところが分からずに裁判官が困惑していると、弁護人は頭の後ろで両手を組んで天井を見上げていました。裁判官としては弁護人の意見を聞きたそうなのに話を振るなといった雰囲気。

裁判官「だから、保釈のために認めるというのがちょっと……。あなたとしては言いたいことがあるんですよね?」

被告人「お金の使い道とかわかってて送ってると思うんですよ」

裁判官「お金を返すつもりもないのに、13万円送金させて騙し取ったという起訴状になってますよね? それは違うと。弁護人のご意見としてはどうなんですか?」

弁護人「私としては、本人の話を聞くと否認なんだと思うんですけど……何て言うんですかね、被告人と言い合いになって、これ以上信頼関係にヒビが入っても良くないので……えー、被告人の言うとおりで」

この日までに被告人と弁護人の話し合いがうまくいってないようで、何ともモゴモゴとした言い分です。