罪状認否だけで20分近くかかった

罪状認否なんて1分以内に終えるものなのに、この裁判は罪状認否だけで20分近くかかってました。こりゃ大変そうだ。

時間が無いながらも、検察官が冒頭陳述を朗読です。

被告人は高校中退後に自動車販売店で働き、犯行当時はキャバクラで働いていたそうです。前科は1犯で、現在執行猶予中。そして、令和6年2月からマッチングアプリを利用して、被告人は弁護士を名乗っていたという。

会った男性には弁護士事務所の名刺を見せて信頼させ、急にお金が必要になったと送金させていた。腕時計に関しては、キャバクラの広告撮影で使うと伝えて借り、すぐに買取店で売却していたとのこと。

検察官は、この他に同種の余罪が多数あるということで、冒頭陳述の朗読はここまででした。

事件自体が事実なのかは分かりませんが、「事実じゃないけど保釈されるために罪を認めます」なんて罪状認否に答える人なんて、名古屋の被告人は変わってますね。この被告人が異例なだけかもしれないけど。

※本稿は、『バカ裁判傍聴記』(飛鳥新社)の一部を再編集したものです。

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バカ裁判傍聴記』(著:阿曽山大噴火/飛鳥新社)

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