お主ら、どこまでお人よしなのじゃ
そんな中、苛立ちを募らせた龍興。
「手ぬるいのう。なぜ火を放たぬ。まさか仏の顔色をうかがっているのではあるまいな? 東大寺を燃やしたお主らが…」と挑発し、火矢を放たせようとします。
しかし、機転を利かせた小一郎が僧侶に扮して脅しをかけたことで、いったん攻撃はストップ。その様子を見た龍興は「あやつ、どこかで…」と不審げにつぶやきます。
その後、業を煮やした三人衆が焦りを見せると、龍興は「お主ら、どこまでお人よしなのじゃ。さっさと火を放て。そうすれば温まることもできる。一挙両得じゃ」と冷酷に言い放ちます。
しかしその直後、堺で兵を調達してきた藤吉郎たちの軍勢が駆けつけたことで、小一郎たち幕府側は危機を脱することに成功するのでした。