(『豊臣兄弟!』/(c)NHK)

天下人・豊臣秀吉…ではなく、その弟・秀長が主人公!これまでになかった視点からダイナミックに描く大河ドラマ『豊臣兄弟!』(NHK総合、日曜午後8時ほか)。兄を支え続けた“もう一人の豊臣”にスポットが当たることで映し出される新たな戦国の世界が話題です。そこで歴史家で作家・評論家の濱田浩一郎さんに、ドラマをもっと楽しむための”ツボ”を解説していただきました。

二条御所造営を進めた信長

大河ドラマ「豊臣兄弟!」第12話は「小谷城の再会」。

本圀寺の変にて三好三人衆を退かせた小一郎たちでしたが、その結果、室町幕府の第15代将軍・足利義昭を守るべき”御所”が必要に。

そのため、信長がわずか三カ月で二条御所を京都に造営します。

”天下人の象徴”藤戸石を設置して「義昭の威光を示した」と語った信長でしたが、それが本心でないことを見抜いていた義昭。

実際、光秀が御所内を調べると”隠し部屋”や”抜け道”があることが判明する…といった内容が展開しました。