関西の有力私学で初の共学化に踏み切る
仏教でいう三宝(仏・法・僧)に帰依することに因んだ、「自己を尊重せよ 真理を探究せよ 社会に献身せよ」を校訓とし、生徒は「社会の雑巾たれ」と教えられる。洛星高校が市外からの交通がやや不便なのに対して、洛南高校はJR京都駅から1キロほどと近いこともあって、滋賀、奈良、大阪、兵庫から広域的に生徒を集める。洛南高校附属小学校はJRの桂川駅近くにあるが、大阪方面からの交通の便を考えた立地だ。
厳しい校則、欠席に対する厳格な対応がなされる一方で、家庭教師や塾を必要としないことが評価されている。PTAがないのも、忙しい親にとってはありがたいという。
平成18年(2006)からは、関西の有力私学で初めて共学化に踏み切った。ブラスバンド、バスケットボールでも、全国大会で優勝する実績をあげる。
進学校としての歴史が浅いので、有名人の卒業生はあまり出ていないが、桐生祥秀(陸上選手)、冨田洋之(元体操選手)、佐々木蔵之介(俳優)、訓覇圭(テレビプロデューサー)、伊佐進一(衆議院議員)などの卒業生がいる。
※本稿は、『日本の名門高校 - あの伝統校から注目の新勢力まで -』(ワニブックス)の一部を再編集したものです。
『日本の名門高校 - あの伝統校から注目の新勢力まで -』(著:八幡和郎/ワニブックス)
開成、灘だけじゃない!
地方の隠れた伝統校から躍進する首都圏進学校まで、難関大学へ圧倒的な合格者数を誇る高校の真の実力がこの1冊に。






