自分に問いを突き付けられた

<医学界という男性優位社会で、理不尽に直面する女性たちの戦いが描かれる。統和医大の理事会のメンバーは男性ばかり。神林以外の唯一の女性理事、北加世子(高畑淳子)は、処世術に長けた人物で、かつては医大の副理事長の愛人だったという噂もあり、神林とは全く異なるタイプだ。大学にはびこる差別やハラスメントへの憤りを感じている神林だが、理事の1人として大学を守る立場となり葛藤する>

(『対決』/(c)NHK)

『対決』は、シンプルなタイトルですが、男女の性別間の対決、世代間の対決、組織の上下間での対決が含まれています。正義とは何か、正しさとは何か。誰にとっての正しさなのか、自分にとっての正義とは何か。正しいことを選択することは正しいのか…。自分に問いを突きつけられているような撮影期間でした。

でも苦しいことではなくて、『対決』という作品の撮影をチームで走り抜けられたことは自分の糧になりました。視聴者の皆さんに、今度は同じような体験をしていただきたいと思っています。