松本若菜の芝居に「なるほどそう来るか」
<タイトルが示す通り、対決シーンが見どころだ。女子一律減点問題を記事化するためには関係者の証言が必須。神林が突破口になると感じた菊乃は、繰り返し神林に接触する>
菊乃との長い対決シーンは、攻守交替しながら大きく3回ありました。菊乃を演じる松本若菜さんとの対決みたいな雰囲気もあって、お芝居をしていて「なるほどそう来るか」と感じることもあり、演じていて楽しかったですね。
私自身は昔から、対決するというよりも、何かを解決するために作戦を練るタイプです。神林は、調子よく逃げられるタイプではなく、ものごとに真正面から向き合って対決する人。本当に大変だと思いますよ。
<劇中ではさまざまな女性が登場する。シングルマザーの菊乃は苦労しているようでいて、ある人から見たら仕事も子どもも手に入れた恵まれた女だと指摘される。理事の北は、政治力を駆使し、男性社会を生き抜くために『女を使って何が悪い』という信念を持った人物。それぞれの正義がぶつかっていく>
どの人物の中にも自分はいるなと思いました。ある場面では自分は、北先生のようだし、ある画面では「それはおかしい」と詰める菊乃のよう。人は多面的なので、観ている方も登場人物それぞれに共感できる部分があるのではないでしょうか。