“自信を持つようにしていた”

――“朝ドラ”主人公のご経験者として何か感じることはありますか?

“朝ドラ”の現場は久しぶりすぎて新鮮な気持ちのほうが大きいです。20歳のときにご一緒したスタッフさんとお会いするとなつかしくて……。

私から主人公のお2人へのアドバイスなんてないですが、『つばさ(2009)』でヒロインをやらせていただいたとき、つばさという役の感情を一番理解しているのは私だと思っていました。

強気な発言だと思われるかもしれませんが、誰よりも自分が一番その役の目線で台本を読んでいるから “自信を持つようにしていた”というのが正しいかもしれません。

だから、りんと直美と一番長く時間を過ごしている見上愛さんと上坂樹里さんが演じる2人のキャラクターがすべてだと思っています。主人公の周りにいる人間を演じる私はそんな2人について行く感覚がとても楽しいです。

これからも撮影が続くのでまだまだ山あり谷ありだと思いますが、ご自身が台本を読んで感じたままをセリフとして話したらすごくステキなりんと直美になると思うんです。

(『風、薫る』/(c)NHK)

 

 

 

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連続テレビ小説114作目となる『風、薫る』の脚本は吉田智子さん。主題歌は、Mrs. GREEN APPLEの『風と町』。占い師の真風(まじ)役の研ナオコさんが、語りも務めます。原案は田中ひかるさんの『明治のナイチンゲール 大関和物語』(中央公論新社刊)。

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2026年度前期 連続テレビ小説風、薫る
【放送予定】3月30日スタート
 ●毎週月曜~土曜 
 ●総合 午前8時~8時15分
 ●総合 午後0時45分~1時00分(再)
 ※土曜は一週間を振り返ります
<毎週月曜~金曜>
●BS・BSプレミアム4K 午前7時30分~7時45分 ほか
【 作 】 吉澤智子
【 原案 】 田中ひかる 『明治のナイチンゲール 大関和物語』
【 音楽 】 野見祐ニ
【 主題歌 】 Mrs. GREEN APPLE 「風と町」
【制作統括】松園武大
【出演】見上愛、上坂樹里、佐野晶哉、小林虎之介、早坂美海、藤原季節、三浦貴大、内田慈、丸山礼、小倉史也/根岸季衣、小林隆、髙嶋政宏、片岡鶴太郎、/多部未華子、原田泰造、水野美紀、坂東彌十郎、北村一輝 ほか

明治のナイチンゲール 大関和物語』(著:田中ひかる/中央公論新社)

今や看護師は、社会に欠かせない職業である。所定の学校で専門知識や技能を身につけ、国家試験に受かってはじめて就くことのできる専門職であり、人の健康や命を守る尊い職業として、広く認知されている。しかしかつては、「カネのために汚い仕事も厭わず、命まで差し出す賤業」と見なされていた。家老の娘に生まれながら、この「賤業」につき、生涯をかけて「看護婦」の制度化と技能の向上に努めたのが、大関和(ちか)である。和は離婚して二人の子を育てる母親でもあった。和とともに看護婦となり、彼女を支え続けた鈴木雅もまた、二人の子を持つ「寡婦」であった。 これは近代日本において、看護婦という職業の礎を築いた二人のシングルマザーの物語である。