「モナキ」の4人。じんさん(左上)、サカイJr.さん(右上)、おヨネさん(左下)、ケンケンさん(右下)(撮影:小林ばく)
〈発売中の『婦人公論』9月号から記事を先出し!〉
純烈のリーダー・酒井一圭さんが、第2の純烈を生み出すべく企画した「セカンドチャンスオーディション」。そこから誕生したのが、異色の4人組グループ「モナキ」だ。デビューシングル「ほんまやで☆なんでやねん☆しらんけど」がTikTokを中心にSNSで大ヒット。夢を諦めきれず挑戦し続けることで、幅広い世代から注目を集める彼らの素顔とは――。(撮影:小林ばく 構成:上田恵子)

前編よりつづく

オーディションは運命とタイミング

ケンケン サカイJr.はオーディションを受ける前は、会社員として都市の再開発に携わっていたんだよね。

サカイJr. そう、当時35歳で、企画として長く関わっていたプロジェクトが工事に入る段階になって、責任を1つ果たせたタイミングだった。

それまで会社の看板を背負って「人をワクワクさせるものを造ろう」と頑張ってきたけど、40歳に向けてやりたいことを考えた時に、次は一個人として目の前にいる人をワクワクさせたいと思うようになった。

その時にちょうどSNSで「セカンドチャンスオーディション」の情報を目にして、「これも運命かもしれない」と。なので、もしこれが数年早く開催されていたら、僕は参加していなかったと思う。

じん 何事もタイミングってあるよね。僕はもともと作曲家になりたくて、高校時代から曲を作ってはデモテープをレコード会社に送っていた。17歳で芸能事務所に所属し、俳優としても活動していたんだけど、やっぱり音楽を諦めきれずに独立。でもそれも、コロナ禍があったりしてうまくいかなくて。

そこで初めて芸能界から離れ、35歳でデザイン会社に就職したんだよね。未経験ながら営業として2年間働いたことで、人間、やる気さえあれば何でもできると自信がついた。