以前よりさほど、「あれも食べたい、これも食べたい」と思わなくなってきたんです。いつも同じものを食べていると、体が整う気がするし、体調の変化にも気づきやすくなります。

たまに脳や体が疲れていると、ジャンクなものが食べたくなって、「あぁ、疲れてるんだ」と気づく。そういうときは我慢してストレスを溜めるより、いっそジャンクフードを食べてみる。

とりあえずその時点では満足してストレス発散できるし、「でも、体に合ってないな」と思えば元の食事に戻れます。

最近、故郷の味、母の味を恋しく感じます。生まれ育ったのは福岡ですが、もともと父は長崎出身。長崎のお雑煮は、お澄ましに焼きたてのブリと唐人菜という菜っ葉を入れたもの。それをお正月以外にも食べたくなって、試行錯誤しています。

母は生前、私が年末年始に帰省するとお雑煮をせっせと作ってくれました。それを真似しようとしても同じ味にならないんです。母に聞くと「目分量よ」。それじゃあ、全然、参考にならない(笑)。

しかも実家は7人暮らしで、お客さんも多かった。お正月には20人くらいにお雑煮を振る舞うのがならわしで。大量に作るからこそのおいしさもあったと思います。