ポジティブとネガティブ
一般的に、「ポジティブな性格」といったとき、「明るい性格」「前向きな性格」をイメージすると思いますが、心理学の研究のなかでは、「好ましい結果をもたらすなら好ましい性格」というふうに考えます。
好ましい結果とは、社会のなかで望ましい状態であることを指します。つまり、仕事がうまくいったり、友人知人との人間関係が良好であったりすること、収入が多いこと、長生きすることなどです。これらをもたらす可能性が高いのであれば「よい性格である」と見なすのです。
明るい性格は、人間関係を円滑にし、他者にポジティブな印象を与えてよい評価を得ることにつながる可能性があります。
もし仮に明るい性格でもこうしたいいことが起こらない社会であれば、明るくてもよい性格とはいえない、となります。
むしろよくしゃべって笑顔も多い人が、へらへらしている、節操がない、軽薄な人間だと受け取られる社会であれば、明るい性格がネガティブな評価にもなりえるのです。
