「どこかに自分に合う場所がある」と考える

イノベーションを起こそうと考えている会社であれば、既存のことをきっちりできるまじめな人が会社のなかで増えるのがいいこととは限りません。逆に、その業界の基盤がしっかりしていて景気や世の中の動向に需要が左右されない分野、例えば医療や介護の世界では奇想天外な発想を持つ人より、既存のことをきっちりできるまじめな人のほうが求められるといったこともあるかもしれません。

ですから、会社の就職面接でうまくいかなかった、評価が芳しくなかったといって落ち込む必要はありません。その会社の価値観や方向性に、自分が合っていなかったと考えればいいのです。

選抜というのは、何かしらの基準で行われます。その基準が能力であれスキルであれ実績であれ、合う・合わないのマッチングの問題にすぎないと考えるのもよいかもしれません。

そうすれば「どこかに自分に合う場所がある」と考えることができます。

これは個人にとっても同じで、安定して平穏な毎日を送ることが幸せという人もいれば、刺激的な毎日で退屈せずに暮らしたいという価値観の人もいます。つまり、自分が価値をどこにおくか、何が自分にとっての幸福かを考えてみることがポイントです。

世間一般で決められた幸福にとらわれているために、自分の性格に悩むのかもしれません。自分なりの幸福につながるような自分の性格というものを考えてみるのも一つのやり方です。

※本稿は、『人生が生きやすくなる「性格」の話 ─自分を知って幸福になる方法』(清流出版)の一部を再編集したものです。

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