お笑いの仕事だけでなく、女優・エッセイストとしても忙しい毎日を送る青木さん。今回は「慢性熱中症と診断された人として」を綴ります。
「慢性熱中症」になっていた
8月は暑かった。
日中外に出れば、ジリジリジリ、と肌が音を立てて焼けているのではないのか、あまりにも高温でじわじわと汗が出るという感じでもなく、干からびるほうが近そうな、危険な毎日であった。
とはいえ、日中長時間外を歩くなんてことはなく、ほとんど自宅、もしくは車の中で過ごしていたのだが「慢性熱中症」になっていたらしい。
「え、熱中症に慢性とかあるんですか?」と聞いてみると、医師からは意外な答えが。
暑さが続いて、正常に戻ることがなかなかできず、近年多くの人が「慢性熱中症」状態にあるのだという。