府立第一高女にあたるのは…
府立第一高女にあたるのは、清水谷高等女学校(大阪市天王寺区、現在の清水谷高校)。古いのは大手前だが、一時、市立になったことがあって、その頃に、初の府立高女として設立されたのが清水谷だった。大手前がインテリ層の娘が多かったのに対し、清水谷は船場の商人のお嬢様が中心の学校だった。秋篠宮皇嗣妃殿下の外祖母もここの卒業生(その父は池上四郎大阪市長)。
明治28年に大阪府立第二尋常中学校として出発したのが、堺市の三国丘高校である。敷地内には堺中1期生の久野節が設計した「旧三丘会館」があって登録有形文化財に登録されている。
三国丘高校の卒業生には、川淵三郎(サッカー)、河盛好蔵(仏文学)、森浩一(考古学)土井隆(宇宙飛行士)など。与謝野晶子(作家)は戦後、一緒に再編成の対象となった堺高女(泉陽高校)を出ている。
川端康成(ノーベル文学賞)は茨木高校。福井謙一 (ノーベル化学賞)は今宮高校。堺屋太一(作家)は住吉高校。コシノ三姉妹のヒロコとジュンコは岸和田高校の卒業。
※本稿は、『日本の名門高校 - あの伝統校から注目の新勢力まで -』(ワニブックス)の一部を再編集したものです。
『日本の名門高校 - あの伝統校から注目の新勢力まで -』(著:八幡和郎/ワニブックス)
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