天下人・豊臣秀吉…ではなく、その弟・秀長が主人公!これまでになかった視点からダイナミックに描く大河ドラマ『豊臣兄弟!』(NHK総合、日曜午後8時ほか)。兄を支え続けた“もう一人の豊臣”にスポットが当たることで映し出される新たな戦国の世界が話題です。そこで歴史家で作家・評論家の濱田浩一郎さんに、ドラマをもっと楽しむための”ツボ”を解説していただきました。
兄・信長を苦しめることに…
大河ドラマ「豊臣兄弟」第17話は「小谷落城」。
『豊臣兄弟!』において織田信長の妹・お市は宮崎あおいさん(*崎はたつさき)が演じています。
お市は北近江の大名・浅井長政に嫁ぎますが、長政は信長から離反し、越前国の朝倉義景と共に信長を苦しめることに。
いわゆる「信長包囲網」により信長を苦境に立たせたこともあったのですが、甲斐国の武田信玄の死などにより包囲網の一部は破綻。
浅井・朝倉は信長に追い詰められていき、天正元年(1573)8月、越前朝倉氏は滅亡します。
