「(妻・山口智子さんの)どこが好きかと聞かれたら、《顔》と答えます。だって、顔は四六時中見るんだから」

彼女のためになら演じられる

俳優を続けてきて得たものは、数え切れません。ご縁にはとくに恵まれたと思います。NHK連続テレビ小説『純ちゃんの応援歌』に出演したのは、25歳のとき。

当時まったく売れていなかったけど、大阪で舞台公演を終えた直後、マネージャーから「NHKに挨拶だけしに行こう」と言われ、ある演出家と会って。それがきっかけで朝ドラへの出演が決まったんです。

後で聞いたら、僕が演じることになった役の大々的なオーディションをしていたけどいまひとつ、というタイミングだったとか。本当にラッキーでした。あの作品でうちの奥さん(俳優の山口智子さん)に出会ったしね。

彼女とは7年の交際を経て結婚し、30周年を迎えました。仲はいいけどベタベタしているわけではなく、精神的に自立している同士だから続いたんじゃないかな。お互いにリスペクトしているし。本当はもっと頼ってくれてもいいんだけど、彼女はそういうタイプではないからね。

どこが好きかと聞かれたら、《顔》と答えます。だって、顔は四六時中見るんだから。オッパイの大きさで相手を選ぶ男もいるけど、絶対に飽きるでしょう(笑)。顔つきは内面の成長とともに変わる。顔が好きというのはそういうことです。