フードフェスの先駆けとして
ここで少し、タイフェスティバルの歴史を振り返ってみましょう。
タイフェスは在東京タイ王国大使館主催のもと、2000年に初めて「タイフードフェスティバル」として東京・渋谷の代々木公園で開催され、さまざまな「フードフェス文化」の先駆けに。2005年に「タイフェスティバル 」に改名。食べ物のみならず、伝統舞踊や、ムエタイ・アーティストライブなどタイ文化全般を楽しむイベントに進化しました。
今年は、JTBやエアアジアなどがブースを設け、「タイへようこそ」といわんばかりに旅行を促していたほか、タイ国政府観光庁による紹介パネルの展示もありました。政府お墨付きの地域特産品「OTOP(一村一品運動)」のブースでは、イサーン地方(タイ東北部)の染め物や、定番のタイシルクやタイパンツ、アート作品に可愛らしいゆるキャラグッズまで伝統と「今」を結ぶさまざまな商品が並びます。
伝統的な布を用いたワンピース・帽子や、伝統と流行を程よくミックスしたタイパンツ・タイシルクのアパレルのほか、洒落たランプや食器、ちょっとしたアート作品が程よく配置され、例年以上に若い人たちの人気を集めていました。
毎年人気を集めるトゥクトゥク(撮影・野辺五月)
物販でひときわ目を惹くのは、トゥクトゥク(三輪タクシー)。運営から話を聞くと、実は毎年大人気のブースだということです。
タイマッサージのブースでは、「本場さながらのサービス」が提供され、香辛料や冷凍食品・インスタント食品などを取り揃えたスーパーマーケットも。まるで「小さなタイ」のように感じられました。