水曜ドラマ『月夜行路 ―答えは名作の中に―』

<前回のあらすじ>

ルナのもとに届いた一台のPC。それは長年確執を抱えてきた父(石橋凌さん)の物だった。

母(石野真子さん)からPCのパスワードの解読を懇願されたルナは、渋々ながらも涼子を巻き込み新たな「文学探訪」へと乗り出す。とはいえ、解読の手がかりは画面に映し出された『吾輩は猫である』の表紙のみ。

二人がヒントを求めて訪れたのは、夏目漱石研究の第一人者・吉澤(野間口徹さん)の自宅。そこで涼子は、かつてバドミントンでペアを組んでいた吉澤の妻・さつき(遠藤久美子さん)と再会する。

共にオリンピックを目指しながらも挫折した涼子と、夢を叶えたさつき……はからずも再会した二人の間には複雑な感情が渦巻く。

そんな中、吉澤宅を訪れた警察官たち。なんと吉澤の息子・龍之介に近隣の公園で起きた爆破予告の容疑がかけられていると告げる。さらに最近、龍之介がパンの窃盗、大量の牛肉やぬいぐるみの購入と投棄――と不可解な言動を繰り返していると聞かされ……

ルナは、彼が繰り返す奇行の裏に秘められた切実なメッセージに気づく。