グラビアアイドルから芸能人のキャリアをスタートさせ、バラエティ番組でも活躍。出産後は女優、美容家、実業家とさまざまなジャンルで活動してきたMEGUMIさん(44)。2024年から東京とスペイン・バルセロナでの二拠点生活を開始。昨年はNetflixの恋愛リアリティ番組『ラヴ上等』をプロデュースし話題になった。「女性を幸せにすること」を活動の軸にするMEGUMIさんが、美容本に続いて出版したのが新刊『わたしはこれでやせました』(ダイヤモンド社)だ。40代ならではの体調の変化に向き合い、ダイエットに挑戦した日々をつづっている。年齢を重ねて魅力が増しているMEGUMIさんだが、実は30代は、自分のやりたいことがわからず、悩んでいたという。葛藤した30代を経て40代になって手放した考えとは。MEGUMIさんに聞いた。(取材・文:婦人公論.jp編集部 撮影:本社・武田裕介)
母親らしさを求められて
やりたいことにどんどんチャレンジしているのは、建築家の安藤忠雄先生の影響が大きいです。安藤先生は私の推し。先生の本を読んだり、YouTubeを観たりしています。安藤先生はよく、「やりたいことをやれ」「人生は青春だ」とかおっしゃるんですよ。
ただ、私の場合、チャレンジしようと思うまではいろいろと葛藤してきました。特に30代は仕事で悩んでいた時期でしたね。
20代のころはバラエティ番組によく出演していました。「毒舌キャラ」的な立場を与えられていたのに、20代で出産して仕事を再開したら「お母さんらしく」とか「お母さん的なコメントを」とか言われるようになったんです。求められるのは「母の顔」。ものすごく違和感はあったけれど、求められているから応えなくちゃいけない。
若い頃には「自分が何をしたい」と主張する以前にタレントとして売れなくちゃいけなかったし、当然必要なプロセスではあったけれど、葛藤はありました。