2026年5月8日、ロングセラー商品「キヨーレオピン」で知られる湧永製薬株式会社と、一般社団法人プロダクティブ・エイジング研究機構が、老化と寿命研究の最先端領域に関する共同研究の論文発表の記者会見を行いました。
(構成:鹿田真希 写真・図版提供:湧永製薬株式会社)
(構成:鹿田真希 写真・図版提供:湧永製薬株式会社)
熟成ニンニク抽出液の作用機能が解明
湧永製薬は1955年の創業以来「人々の健康に奉仕することを創業の精神とし、自主技術の開発による優れた製品を通じ、広く社会に貢献する」という理念のもとに約70年「熟成ニンニク抽出液の研究」を積み重ねてきました。
その中で、疾病の予防、免疫力の強化、血流の改善、血管内皮の増強、脳の活性化、歯周炎の予防などに関する1000以上の論文を、国際ニンニクシンポジウムなどで発表しています。
老化と寿命研究の最先端領域に関する共同研究の論文発表の記者会見の様子
熟成ニンニク抽出液に含まれるさまざまな健康効果を研究する湧永製薬中央研究所は、長く商品を提供していくなかで、熟成ニンニク抽出液に抗老化作用があるのではないかと着目。最先端の老化・寿命研究をするプロダクティブ・エイジング研究機構と共同研究を開始し、次々と生命を司る新しい仕組みが明らかになりました。
熟成ニンニク抽出液中に含まれる「S1PC®」※という物質が、「脂肪―脳(視床下部)―筋肉」という臓器間ネットワークを介して、細胞のエネルギー源である「NAD+」の合成を高め抗老化作用をもたらすことが判明。マウスの前臨床実験を経て、ヒトへの臨床試験を実施した結果、新たなる抗老化のエビデンスの提示に成功し、研究成果が2026年5月7日に国際学術誌『Cell Metabolism』にて発表されました。
抗老化のシステムのエビデンスとして示された図