133の国と地域を旅して、625ヵ所もの世界遺産を訪れている写真家・富井義夫さん。40年以上にわたって世界中を巡ってきた富井さんによる、『婦人公論』での新連載「世界遺産を旅する」。第14回は、「ウェストミンスター宮殿」をご紹介します
現代の民主主義のモデル
イギリス
寒空が続いたロンドンにも春が到来。ウェストミンスター宮殿やビッグ・ベン、赤いロンドンバスなど、「This is London!」と感じる風景を晴天とともに収めた1枚です。
ロンドンといえば、シェイクスピアが戯曲を書き、シャーロック・ホームズが生まれた街。数ある名門サッカークラブを思い浮かべる方もいるでしょう。
長い歴史を振り返れば、ロンドンは政治的にも世界から注目を集めた地でした。ピューリタン革命と名誉革命によって、王の権力を制限し、議会が政治の中心となる立憲君主制を確立。この仕組みは、現代の民主主義のモデルとなりました。
