胸の痛みに気づいたときは母に相談するだけでなく、NHK Eテレの『きょうの健康』などを見返したりもしました。
すべての録画をDVDにダビングして、「脳」「血管」とか名前をつけてファイリングしてあるんです。もう4冊になるんじゃないかな。専門書を読むのは骨が折れるけど、テレビだとパッと見られるからいいんですよ。
いざ狭心症と診断されて、僕が受けたのは、手首からカテーテルを入れる「ステント治療」。血管が狭くなっている部位にステントという網状の筒を留置して、血液の流れを改善する方法です。
手首の局所麻酔だけなので、モニターを見ながら医師と会話もできる。所要時間は30分くらいでした。
治療後、医師から「いいタイミングで来ましたね」と言われました。なんと心筋梗塞になる寸前だったのだそう。2泊3日の入院で済んだのは、血管が詰まる前に治療できたおかげです。
ステント治療以降は、毎日5種類の薬を飲んでいます。血圧の薬が3種類と、血液をサラサラにする薬、コレステロールをコントロールする薬ですね。
それにしても、ウォーキングをしていなかったら胸の痛みに気づけなかったかも、と思うと怖いです。日々、体のことを気にかけていたことが功を奏しました。