2014年創設の「せせらぎ」には現在、76歳から90歳まで、男性2人を含む10人が入居している。費用は入居金300万円、月額15万円で夕食つき。リビングやダイニング、浴室などの共用部分は清掃スタッフが掃除するが、ミニキッチンとトイレつきの個室は自分で管理する。
外出や旅行も自由だが、唯一、夕食は調理スタッフが用意したものを食堂で一緒にとるという、安否確認を兼ねたルールがある。
前出のCさんが「せせらぎ」を知ったのは、隣に住んでいた姉と母親を相次いで喪い、さびしさを感じていたころだった。
「チラシを見て説明会に参加した後、ほかの参加者の方とお喋りしながら帰って、この人とならうまくやっていけそうだと思いました。入居して感じたのは、人の気配がある安心感。情報交換ができるのも心強いです」
Cさんがもうひとつ気に入っているのが、調理スタッフが作る夕食の美味しさだという。
「朝昼はのんびりと過ごし、午後になったら散歩ついでにお酒を買いに行くことも。たしなむ程度ですが、夕食のおかずを肴に焼酎割りをいただくのも楽しみです(笑)」