「土日は欠かさず漫才番組を観て、弁護士をカッコいいと思うのと同じくらい、お笑い芸人にも憧れていました」

孤独な大学生活を経て、司法試験に一発合格

弁護士という仕事に憧れを持つようになったのは、学生時代に観ていたドラマがきっかけです。法を武器に活躍する姿がカッコいいなぁと思ったんですね。たとえば天海祐希さんの『離婚弁護士』とか、司法修習生を描いた『ビギナー』などが好きでした。

子どもの頃、母親に「そんなに屁理屈ばかり言ってるなら弁護士になれば?」と言われたことがありますが、親もまさか本当になるとは想像していなかったと思います。(笑)

というのも、僕が育った家は上に姉が2人、兄が1人いるまあまあの大家族。決して裕福ではなく教育熱心でもない、ごく普通の家庭環境でした。

きょうだいのなかで勉強が得意だったのは僕だけ。子どもの頃は、親の前で九九を暗唱する宿題を兄が間違えると、代わりに自分が言う、みたいなことをしていました。(笑)

その一方で、京都育ちの関西人だけにお笑いも大好きで。土日は欠かさず漫才番組を観て、弁護士をカッコいいと思うのと同じくらい、お笑い芸人にも憧れていました。素人ながらお笑いの難しさは理解していたので、「弁護士よりお笑い芸人になるほうが難しそうだ」と思っていましたね。