一花 マクラも、姉さんのマネージャーさんまで一緒に考えてくれて、リハーサルで試したりして、もう総力戦。最後は執念で、優勝を獲ったと思います。
二葉 ようがんばりはった。
一花 本当に、私の先に姉さんがいてこそだったんです。だからいま姉さんと同じ時代に、この世界で切磋琢磨してやっていけることがすごく嬉しい。
二葉 それは私も。一花さんとは――なんやろう、親友でもあるけど、同志っていうかそういう感覚。初めて会ったのは、二人会「二葉と一花」のときやんなぁ?
一花 そうです、2019年。私は東京の先輩方から「上方に面白い子がいる」と聞いていたので、二人会のお話をいただいたとき、わぁ、ついに会えるんだ、と楽しみで。それで高座を初めて見て、すごく感動したんですよ。自分がこういうふうに高座にいたいっていう理想が形になっている方でした。何よりおもしろかった。
二葉 私も一花さんの高座を見て驚いた。私ならガーッと力一杯やってしまうところを、一花さんは全然そんな感じじゃない。余計なものがないというか……。大きい声出してる自分がなんか恥ずかしなって、見事やなあ、と思った。
一花 姉さんがかけてくれた「一花さん、ええなあ」という言葉がすごく嬉しかった。いいなあと思った方からの「ええなあ」は嬉しい。