いっそ独身になられたらいいのでは

競馬や競輪、パチンコに時間を潰すような人でもないし、家事も手伝ってくれるのなら、ありがたいですよ。友人なんて、そもそも簡単にはできません。「ママ友」だって子どもを介して友達になるんですから、子どものいない、ずっと仕事をしていた男性が友達を作ることは、もっと困難です。

同窓会なんて、出ないことが変だなんて思えないです。普通は半分も集まらないのではないでしょうか。

美輪明宏
(写真/御堂義乘)

一緒にコンサートや散歩、外食に行ってくれるって……。理想的な夫じゃないですか。浮気をするわけではないし、妻のことをよっぽど愛しているんじゃないですか。悪い店に遊びに行くこともないでしょうし。

一方で相談者は「私は元来、一人が好きなので」って……。常識的に考えてすばらしいのは夫なのに、相手への感謝が全然感じられません。本人は趣味やサークル活動で毎日外出するって、それをとがめられるわけでもないんでしょう? ちょっと、理解できません。自分が夫に飽きたということでしょうか。まさか、「あわよくば他の男性から好意を持たれたい」などという願望はありませんよね。私は、ひょっとすると、とも感じてしまいましたが。

いっそ独身になられたらいいのではないでしょうか。もしくは別居です。そうしなければ、勤めあげて寄り添い続けてくれた夫の大切さに気づくことがないのかもしれませんね。

※本稿は、『ほほえんで生きるための人生相談』(朝日新聞出版)の一部を再編集したものです。

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ほほえんで生きるための人生相談』(著:美輪明宏/朝日新聞出版)

幸せの秘訣は「笑顔」と「感謝」。

つらいときこそ笑顔でいれば、人と幸運が向こうから寄ってきます。

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