地政学リスクの影響を受けやすい日本

竹内閣下は、「出された食べ物は残さない」ということを信条にしていらっしゃるとか。

閣下自分が注文したものはもちろん、出された食事や楽屋の弁当も基本的に全部食べ切る。万が一食べ切れない場合は、常に持ち歩いている保存容器に入れて持ち帰り、後で食べるようにしているのだ。

竹内フードロス問題ですね。

デーモン閣下
地球環境のため、身近なことでできる努力はなるべくしたい

閣下小さいことのようだが、地球環境のため、身近なことでできる努力はなるべくしたいと思っている。冷暖房もそう。日本では夏になると、公共施設などでガンガンに冷房を利かせているところが多い。わが家では、真夏でもエアーコンディショナーの設定温度は29度にしているが、十分に快適に過ごせているからな。

竹内昨今の酷暑では、冷房を使用しないのは命にかかわってくることですから、節電を理由に使用しないというのも問題ですね。

閣下無論。使うなとは言っていない。なにごとも〝行き過ぎはよくない〟ということだ。29度というのも、あくまで「吾輩の適温は」である。

竹内電力の話でいうと、閣下は、2013年頃、エネルギーについて学ぶラジオ番組で、パーソナリティを務めていらしたそうですね。どんな内容だったのでしょうか。

閣下東日本大震災が起きた後、日本中で「これから電力をどう確保するのか」という議論が持ち上がるなか、火力発電に依存する現状や再生可能エネルギーの可能性、原子力の今後などを考える番組だった。あれから10年以上経った今、アメリカ合衆国、イスラエルとイランの戦争でホルムズ海峡が封鎖され、あっという間にエネルギーや石油製品に影響が広がっている。

竹内はい。ロシアによるウクライナ侵攻もあり、いわゆる地政学リスクが、安定したエネルギーの確保や電気料金の変動などに影を落とす状況が続いています。日本はエネルギー自給率が16・4%(2024年度)と先進国の中でも極めて低いため、そうしたリスクの影響を特に受けやすいわけです。