新生活はいくつになってもワクワクするもの。この春からは、南部裂織(なんぶさきおり)という、裂いた布を用いる機織りを、1年かけて修業することにしました。教室の場所が青森県十和田市なので、向こうにアパートを借りて二拠点生活が始まります。

70歳になってさらなる出費なんて、自分でも何やってるんだかと思いますよ(笑)。でも定年で仕事と収入が減るとともに、このまま人生が小さくシュリンクしていくようで嫌だったんですよね。

年齢を重ねて、住み替えを考える人もいらっしゃると思います。一歩を踏み出すのに勇気がいるなら、趣味でも好きなことでもいいので何か一つ始めてみてはいかがでしょう。それをきっかけに、自分がこれからどんな暮らしをしたいのか、何を大切にしていきたいかをイメージしやすくなると思います。

私も裂織の修業をしたいと考えてから半年かけて各地の教室を調べ、その土地で部屋を探すのが、楽しくて楽しくて! 友人たちも「泊まりがけで遊びに行くね」と言ってくれます。

そうしたら、青森の美味しい食材で料理を作ってもてなしたい。新居に似合うカーテンも、夏までに縫わなくちゃ――と想像を膨らませているところです。

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