月に一度のお茶会。テーブルのあちこちで雑談が交わされ賑やかだ(ノビシロハウス亀井野)

10代から90代までが暮らす「現代の長屋」

お茶会の後にSWの一人、宮川陸さん(26歳)に話を聞いた。宮川さんは一度社会に出てから海外留学を経て、今は近くの大学で経済の勉強をしている。

「留学中はシェアハウスにいたのですが、人と接するのが面白くて。日本でもそんな暮らしをしようと、ここを選びました」

おじいちゃん子だった宮川さんにとって、高齢者とのふれ合いは心癒やされる時間だという。

「僕の2倍、3倍生きてきた方たちですからいろいろなことをご存じで、お話しするのが楽しい。その代わり、僕にできることがあればお力になるようにしています。たとえば家電を買ったけどコードのつなぎ方がわからないという時お手伝いしたり」

世代間の分断が激しく進む日本で、眩しいようなエピソードである。