笑いながら失敗しよう
恥はかけばかくほど強くなる。鈍感になれる。だから、早いうちにかき慣れてしまったほうがいい。
パパだって、たくさん「しまった」ってこと、あったよ。
政治とか経済とか「芸人らしからぬ」ことにも意見して、専門家からあれこれ言われることもあった。たしかに間違ったこともあったか。そんなパパを見て、嘲笑する人もいたと思う。
でもパパは「なるほど、そういう見方もあるのか」って納得したり、「それは知らなかった」って勉強したりした。おかげでたくさん勉強できた。「田村淳」って個性が磨かれていったと思うんだ。
もし、君たちがまだ「大恥」をかいていないとしたら、初めての恥体験はつらいものになるだろうね。でも、若ければリカバリーだってできるはず。
時間はかかるかもしれないけど、 絶対に立ち直れる。
そのためにも、挑戦しよう。できるかどうかわからないことも、「やりたい」と思ったら即行動して、大いに失敗して、指をさされて、顔を何度も赤らめてほしい。
恥をかくうちに、少しずつ心が丈夫になるのを感じられるはずだからさ。
叩くほど強くなる鉄みたいに、 心が揺らがなくなっていくんだ。
きっと、「パパが言ってたの、こういうことか」って笑いながら失敗できるようになるよ。
※本稿は、『20代の君へ。 働き始める前に読んでほしい父からのメッセージ』(田村淳:著/すばる舎)の一部を再編集したものです。
『20代の君へ。 働き始める前に読んでほしい父からのメッセージ』(田村淳:著/すばる舎)
タレントの枠を超え、多方面で活躍する田村淳さん。彼が「娘たちへの遺書」をコンセプトに書き溜めたInstagramを「働き始める前に読んでほしい父からのメッセージ」として、岐路に立つすべての人が共感して読める「生き方」「働き方」の書として再構成。
すべての20代へ、またこれから20代を迎える若人、かつて20代だった世代へ――。限りある生を、自由に、満足して生き切るためのヒントが詰まった「人生の地図」。





