筆者の関容子さん(右)と

僕の歩みを止めない人

そして第3の転機は? あれこれ楽しく想像しておりますが。

――多分、結婚したことが第3の転機だと思います。人生のパートナーを得たということですから。妻(俳優の知念里奈さん)と最初に知り合ったのは『ミス・サイゴン』(04年)での共演。その後、10年に再共演となって再会し、16年に結婚しました。

彼女は敬虔なクリスチャンで、一緒にいるようになったらパートナーが信じるものを、そして僕の両親も信じるものを僕もちゃんと信じたいと思って、洗礼を受けました。彼女にはすでに長男がいたので、僕が「お父さん」になったのも嬉しかったですね。

現在、彼はバレエダンサーの道に進んでいて、ジャンルは異なれど、自分を表現するアートの道ということでは一緒なので、よかったなと思ってます。

次男はまだ小学生なのでよくわからないですけど、自分と妻が出る舞台は全部見せていますし、劇場にも時々連れていっていて、劇場にいることが日常になったらいいなと思っています。

僕も年齢的に人生の折り返し地点にきました。これまでに広げてきたものにだんだんとフォーカスしていく時期ですよね。

たとえばミュージカル界の中での立場が上のほうになってきたら、若い人たちに何か、自分が先輩方にしていただいたことを、お返ししなくては、と。