ミュージカル界のプリンスからそんなお話をお聞きするとは思いませんでした。

――ええ、結婚したら人気が落ちるんじゃないかとか、役どころも変わってくるんじゃないかという不安もあったんですが、でも自分の人生なので。結婚によってそれまでと仕事の頑張り方も変わってきて、よかったと思っています。

たとえば、「こんな役が来たけど、どう思う?」って彼女に聞くと、「やってみたら?」と言う。後ろを向かないというか、僕の歩みを止めない。本人も進み続ける人なんですけどね。

僕はネガティブなことを言われるのが嫌いなんですが(笑)、彼女はいつも褒めてくれるし、一緒にいて心強いです。

 

確かに『大地の子』の残留孤児役だったり、『アイ・ラブ・坊っちゃん』では和装の夏目漱石役だったり、演じる役のレパートリーが広がりました。

――『大地の子』では中国残留孤児のことを深く学べたし、山崎豊子さんの著作をいっぱい読みました。

『アイ・ラブ・坊っちゃん』で漱石を演じて彼の作品に興味が持てたりと、演じることが自分の人生にとってものすごく有益な時間に繋がっていく。それが僕の仕事なわけですから、とてもありがたい職業だと思っています。

 

これからも年齢を感じさせない、素敵な舞台を期待しておりますね。

 

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