何にお金をかけて、何にかけないか

定年後は、ほとんどの人の収入源が年金のみになり、現役時代のような「今月使いすぎたから来月リカバリーしよう」といったことができなくなります。以前と同じお金の使い方をしていては、生活は大変になるばかり。私たちも、夫婦2人分の年金だけで生活費をやりくりすることを想定して、家計と向き合ってきました。

何にお金をかけて、何にかけないかは人それぞれ。特にシニア世代は、「年に1度は海外旅行がしたい」「旅行には興味がないが、食にはこだわりたい」など、お金をかけたいところがはっきりしている人が多いもの。

対象が決まっている人は、その分をあらかじめ予算の中に組み込んでおくと計画が立てやすくなります。私の場合は、若い頃から趣味で続けているギターです。心を豊かにしてくれるものとして、毎月一定の予算を計上しています。

また、家電や服などを購入する際の習慣にしたいのが、買う前に「3回考える」こと。店に足を運んで現物を見て、本当に必要なものか、自分に合うものかをじっくり確認するのです。3回考えても欲しかったら購入に踏み切り、もしも売り切れていたら縁がなかったと諦める。このクセをつけると、衝動買いによる失敗がなくなるのでおすすめです。

そして、お金の管理と同様に大切なのが、時間の管理。定年後は自由な時間が増えますが、だからといってダラダラ過ごしていると、健康を損ないやすくなり、医療費など余計な出費につながる可能性も。

適当な時間の使い方は、お金の使い方も適当にしてしまいがちなので、トータルでメリハリのある生活を心がけましょう。

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