「うん」だけでは妻も寂しい
父親への憎しみや母親への思いには理解を示しつつも、「食事の際に妻と会話を弾ませないのはトラウマのせい。だから仕方ない。妻は黙って食べる夫を尊重しないといけないのですかね?」(アーモンドさん)と疑問を投げかけました。
「おいしいはどうか言ってあげてほしい。『おいしい』だけはぜひ言ってあげてくださいね。そのひと言で作り手の苦労は吹き飛ぶんですよ」(ナイルの庭さん)という意見も。
夫がいつも黙って食べることについて、「おいしいんだったらひと言言ってほしいなぁ」と伝えたところ、「だって何食べてもおいしいのが当たり前だから」と返されたという自身の経験も紹介しています。
また、「このトピに書いたようなことを奥さんに言えばいいのに。話さないと、何年一緒に住んだって相手のことなんかまるっきりわからない」(梨さん)と、自分の気持ちを言葉にする大切さを訴える声もありました。
父親の姿を反面教師にして、料理に文句を言わないことを貫いてきたトピ主さん。だからこそ、「おいしい」の一言を口にすることから、妻との食卓も少しずつ変わっていくのかもしれません。
夫婦の食卓でのやり取りをめぐる投稿には、140件を超えるコメントが寄せられています(2026年9月23日)。

トピ主さんはあと一歩ですね! いまひとつの料理に文句を言わずに食べられるのですから、「おいしい」と言える日も近いのではないでしょうか。解決法は2つ。1つは、思い切って「おいしい」と言ってみることです。そのときの妻の表情を見れば、その後はすんなり言えるようになるはず。もう1つは、トピ主さん自身が料理を作ってみること。そして、妻や一緒に食べる人の感想を聞いてみましょう。「おいしい」と言われたときのうれしさは格別のはずです。たとえ「塩味が足りない」などの感想でも、「うん」だけよりは、次への手応えを感じるでしょう。ゴールは近いですよ。
みき・てつお 専門紙記者、フリーライターを経て中央公論新社に入社。『婦人公論』編集長を7年半務める。フジテレビ系列「ノンストップ!」ほかコメンテーターとしても活躍
【紹介した〈発言小町〉のトピはこちら】夕飯の時、妻の一言で蘇った人生最大のトラウマと父親への憎悪
