●嫁ぐときにたくさん着物を誂えてくれたのに、一度も着ているところを見せることができなかったね。昨年からお茶と着付けを習いはじめて、新しい世界を知ることができたよ
(62歳・主婦)

 

●母が丁寧に下ごしらえして作ってくれたあの料理の味を、今度は私が母に振る舞って、美味しいねと言い合えたらどんなに幸せかと思います
(30歳・会社員)

 

●お母さんが大切に思っていた孫は、あれから大学に行き、よい会社に入り、ひ孫が生まれ、もう定年退職も迎えましたよ。ひ孫もよく育ってくれました。それを一番喜んでくれる人だと思います
(85歳・年金受給者)

 

●毎晩、一日のおわりに「おやすみ」の挨拶をしていますが、毎日涙が出ます。会いたい、頭をなでてほしい
(60歳・主婦)

 

●結婚生活で苦労が絶えないので、「帰っておいで」と言ってほしい
(73歳・主婦)

 

●自作の短歌が新聞に掲載されたと連絡をくれたのに、私はそっけない返事で、さみしそうに電話を切ったことをいまも思い出します。母の死後に短歌を学びました。戦時中に7人の子どもを抱え、大変だっただろうに、不平をこぼしませんでした。両親の出会いや短歌の記録など聞いておきたかったことがたくさんあります
(90歳・年金受給者)
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