「ここまで水って飛ぶものなの?」と毎朝同じことを思いながら…(写真:stock.adobe.com)
気になるニュースや家族のモヤモヤ、日々の生活で感じたさまざまな思いや誰かに聞いてほしい出来事など、読者からの投稿を紹介するWEBオリジナル投稿欄「せきららカフェ」。今回ご紹介するのは、60代の方からの投稿です。毎朝、洗面所に入ると目が覚める理由は――。
一日のはじまりは
朝、洗面所に入ると、まず足元の冷たさで目が覚めます。家族が顔を洗ったあと、洗面台のまわりも床もびちゃびちゃ。鏡には水滴が飛び散り、ハンドソープの容器まで濡れています。
「ここまで水って飛ぶものなの?」と毎朝同じことを思いながら、まずはタオルで拭くところから一日が始まります。
何度か「使ったあとは軽く拭いてくれると助かるな」とお願いしたことがあります。
そのたびに「わかった」「気をつけるよ」という返事は返ってくるのですが、数日経つと元通り。悪気がないのは分かっていますが、結局最後は私が片づけることになります。
専業主婦なので家事をするのは当然だと思っています。でも、「誰かが散らかしたものを元に戻すこと」と、「家族みんなが気持ちよく暮らせるように協力し合うこと」は少し違うように感じます。
ほんのひと拭きしてくれるだけで、次に使う人は気持ちよく洗面所を使えますし、床が濡れて滑る心配も減ります。
毎日のことだからこそ、小さな気遣いが積み重なると家の空気はずいぶん変わるものです。
最近は「今日は乾いているかな」と期待しながら洗面所へ向かう自分に気づいて、少し笑ってしまいました。
家族には、高価なプレゼントよりも「使った場所を元どおりにしてくれること」が、私にとってはいちばん嬉しい贈り物です。
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