失礼します!

 

 

「もう、あのお店には行けないわ」私は娘のナナミに電話をかけ、そう伝えました。

あれから数年。今でもお店の前を通ると、マスターとふたり、笑顔で働いていたマダムを思い出します。家族のお祝いも、楽しかった推しの話も、あのお店での大切な思い出でした。

もう以前のようには通えない。それでも、マダムと笑い合った時間まで、嘘だったとは思いたくないのです。

 

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