9月28日から放送が始まった連続テレビ小説『ブラッサム』(NHK総合、毎週月曜~金曜午前8時~ほか)。明治から平成まで激動の時代を駆け抜け、自由を求め続けた作家・宇野千代(1897~1996)をモデルとした作家・葉野珠の物語。その主題歌『咲き誇れ』を担当しているのが、YOASOBIだ。コンポーザーのAyaseさんとボーカルのikuraさんが9月上旬に行われた取材会に登壇し、初の朝ドラ主題歌への思いを語った。(取材・文:婦人公論.jp編集部)
綿矢りさの小説をもとに制作
YOASOBIは小説を音楽にするユニット。デビュー曲『夜に駆ける』(2019年)は国内初となるストリーミング累計13億回再生を突破。『アイドル』などのヒット曲で知られている。Ayaseさんが、『ブラッサム』の主人公、葉野珠のモデル・宇野千代と同じ山口県出身という縁があり、制作側が主題歌を依頼したという。
『咲き誇れ』は、作家の綿矢りささんが『ブラッサム』のために書き下ろした小説「桜(はな)の命は不滅なり」(『ブラッサム』公式HPで公開中)をもとに制作された。
取材会では、制作統括の村山峻平さんが「山口県出身の主人公が小説家の道を切り拓くという物語。もうYOASOBIさんしか浮かばなかった」と起用理由を説明した。
タイトル映像では、珠が『咲き誇れ』の曲に合わせて楽しそうに舞う(『ブラッサム』/(c)NHK)
タイトル映像では、ikuraさんの軽快な歌声に合わせて、満開の桜の下、石橋静河さん演じる珠が踊り、飛び跳ねる。コンテンポラリーダンサーとして活動していたこともある石橋さんの可憐なダンスが印象的だ。村山さんは「この主題歌とタイトル映像があれば、どんな困難な中にいても背中を押してもらえる、一歩踏み出したくなると思えるような楽曲を作ってくださった」と語った。