現場では弟のよう
石橋さんとは以前、ドラマ『連続ドラマW OZU~小津安二郎が描いた物語~』で共演しました。その時は、石橋さんが姉で僕が弟。今回は僕が「兄様」で、珠をスマートに引っ張っていくような役ですが、現場ではまったくそんなことがなくて。僕は抜けているところがあるので、石橋さんに突っ込まれたり、「ごはん食べている?」と心配されたりしています。
僕が緊張でガチガチになっていたら、リラックス方法を教えてくれたこともありました。どう頑張っても「兄様」には見えないって現場では言われていましたね(笑)。
2人のシーンでも、石橋さんは、僕が提案しやすい環境を作ってくれます。「ここはどう思う?」と聞いてくれたり、「気を遣わずに自分の思っていることを言ってくれていいからね」と伝えてくれたり。本当に心強かったです。
石橋さんは作品のことを誰よりも考えている。それがみんなに伝染していい作品になっているように感じています。もともと素晴らしい俳優さんですが、改めてご一緒できて、そのすごさを感じ、リスペクトの思いが強くなりました。
『ブラッサム』で最初から最後まで出演されているのは石橋さんだけだと思うんです。それはとても大変なこと。役へのアプローチや作品への取り組み方、一切妥協のない姿を見て本当にすごいことをされていると感じています。息抜きできるところでは、息抜きしてほしいです。
