墓地や墓石を購入する費用については予備知識が一切なく、インターネットで相場を調べ、「こんなところかな」とだいたいの感覚で決めています。ただ僕の《次のおうち》になるわけですから(笑)、気に入ったつくりにしたいと思いました。

墓石の色やデザインについては、妻がこだわっていろいろ考えてくれました。石屋さんからサンプルを見せてもらい、ノルウェー原産の深みのある色合いの石と、南アフリカのヨハネスブルグ原産の薄いピンク色の石を選択。

かつて僕らはスウェーデンに留学していたので北欧のものに思い入れがありますし、ヨハネスブルグは次男が日本語教師として派遣されていた場所でもある。ゆかりのある地の、気に入った石が見つかって嬉しかったですね。

デザインは昔ながらの縦型ではなく、洋風の横型に。僕自身のこだわりとしては、墓参と墓参の間に花が枯れると寂しい景色になるので、花立てはあえてつくりませんでした。

献花のようなスタイルで墓石の前にお花を置き、お参りした後は持って帰ってもらおうと思っています。

改葬に必要な書類を揃えたり、千葉のお墓に入っている遺骨の閉眼供養をしたり、仙台まで運んだり……。そういった手続きはすべて専門業者に頼みました。

検索したら、イオンが運営している「イオンのお葬式」というサービスのなかに、改葬の代行プランがあったんですよ。本当に便利な時代になったなと感じました。(笑)

今回はじめて知ったのですが、仙台では遺骨を骨壺ではなく、麻袋に入れて納めるという風習があるのだとか。骨壺から遺骨を取りだしてお骨洗いをし、麻袋に入れる作業もすべて業者さんにお任せすることができたのは、非常に心強かったです。

墓地は原状復帰して市営霊園にお返しし、墓石は石屋さんに引き取ってもらいました。

そういった手続きや作業も含めて、費用は50万円ほどかかったでしょうか。多少懐は痛みましたが、一度も千葉に行くことなく改葬を終えることができて、僕はノーストレスでした(笑)。

実家のお墓が遠方にある方や仕事が休めない方にとって、心強い味方になってくれるサービスだな、と感じています。

 

お墓を景色のいい場所へお引越ししたら、まさかの出来事が…

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