イラスト:bonbon
開運アドバイザーで「婦人公論」の愛読者でもある“アラフィ婦”さんが綴る、主婦投資家の株日記。お金とは切っても切れない(?)開運術も伝授しますのでお楽しみに! 株価に一喜一憂などしない愛犬ちゃろ(柴犬・♀・4歳)も登場しますよ~! 第6回は「ニトリ・ショック!」です。

※この記事は、あくまで個人的見解に基づくものであり、投資や個別企業の株取引を推奨するものではありません。投資は自己責任で行ってください。

大統領選も気になるけれど

これを書いている10月30日、まだアメリカ大統領選挙は行われておりません。
思い起こせば4年前、優勢だと思われていたヒラリー・クリントンを降してのドナルド・トランプの大逆転劇。動揺売りか失望売りか、とにかく投資家たちの投げ売りビュンビュンで日経平均株価は怒涛の下げ。

ちょうど旅行中だった私は、宿のテレビでそのニュースを見て呆然としたものです。結果的に株価は戻りましたが、今回もアメリカの大統領選が株価に与える影響は大きいでしょう。

市場は何となく様子見ムードで冴えませんが、そんな中、私の持ち株にひとつ大きな動きがありました。「トランプ・ショック」ならぬ「ニトリ・ショック」。ニトリが島忠の株を公開買い付け(TOB)すると発表したのです!!

うん。ニトリの株も島忠の株も持ってないけどね。じゃ、私に何の関係があるかというと、持ち株に「DCMホールディングス」があるのです。

DCMグループは、ホーマック、カーマ、ダイキなどを傘下に持つホームセンターの最大手。花粉症持ちの私はコロナ前に、近所のケーヨーD2でDCMブランドのマスクを箱買いしておりました。60枚入り400円という今振り返れば驚きの安さで、何の気なしに2箱買っていたものだから、まあ大変助かりました。

日々マスクに感謝しているところに、コロナの巣ごもり消費でホームセンターの売り上げが伸びているというニュースを見て、すでにじわじわ上昇中だったDCMホールディングスの株を買ったのです。すると、あるとき株価が急上昇。DCMホールディングスが島忠を完全子会社化するという報道が出たからです。