節約が難しいなら働く時間を増やして
Aさん宅は月収とは別にボーナスがあり、子どもの小遣いや洋服などの費用はそこから捻出しているため、毎月の家計には含まれていません。
しかし、毎月3万2000円の赤字、年間40万円近いマイナス分をボーナスから補填している状態です。現状の家計では、マイナスになる一方です。
食費、水道光熱費、通信費などを少しずつ見直せば、毎月のマイナスがなくなり、2万5000円の貯蓄ができます。
下のお子さんの教育費が老後資金に食い込むと、老後貧乏にまっしぐらです。それを避けるためにも、子育てに手がかからない今こそ、Aさんが働く時間を増やすことも考えてみてはいかがでしょう。
●家計バランスを消費、浪費、投資の割合で見ると
浪費は少ないが、投資もない状態。ほとんどが、生活に必要なお金に消えています。
家計の見直しで月2万5000円の貯蓄が捻出できたので、7%は投資にまわせるようになりました