高田「太田みたいにファンを広げてくれるのは助かる」
清水 しかも黒沢さん、最近ラジオで『ビバリー(昼ズ)』聴くようになって、ようやくあのときの高田さんと同一人物だと繋がったらしいね。太田(光)さんの大ファンっていう声優の子も、『ビバリー』聴くようになって、高田さんのファンになったんでしょう。
高田 『鬼滅の刃』にも出てる声優の花澤香菜ね。太田の番組は、テレビもラジオも全部チェックする太田フェチ。そしたら、やたらと俺の話題が出てくる。じゃあ本家を聴いてみよう、ということで、そこからファンになってくれたの。こっちはもう33年もやってるのに。
清水 爆笑問題は、ずっと『ビバリー』聴いてるからね。
高田 太田も聴いてくれるし、俺も聴いてる。お互いラブコールだね。昨日も爆笑のラジオを聴いたけど、やっぱり面白かったよ。
清水 昨日のってことは、深夜放送? 若いなあ。(笑)
中野 そうやって自分を慕ってくれるのは、嬉しいでしょう。
高田 嬉しいし、太田みたいにファンを広げてくれるのは助かる。メディアとはどういうものか、太田はよく知ってるんだよ。
中野 太田さんは、日大芸術学部の後輩にあたるわけでしょう。
高田 日芸には太田に限らず優秀なヤツがいっぱいいる。1つ下だと、早くに亡くなった森田芳光、もう少し下だと三谷幸喜や宮藤官九郎……。宮藤は中学生のときから俺の番組に投稿していて、仙台で番組オーディションを開いたときはネタ見せにきたんだよ。
清水 確か、何度も落としたんだっけ。
高田 落としても、次の日には違う友達を連れて、「先生、見てください」ってまたくるんだよ。で、ネタの最後になるとパンツおろすの(笑)。「テレビはね、おちんちん出しちゃいけないんだよ」っていくら教えてもわからない。あの子は人がいいんだな、きっと。
清水 面白いものを書くことが、昔から好きだったんだね。