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不倫相手への慰謝料はいくらが相場?

夫の不倫が発覚した時、「相手の女性にも慰謝料を請求したい」と考える妻は多いものです。それにはまず、相手が誰かを確かめる必要があります。興信所や探偵事務所に調査してもらう方法もありますが、夫の携帯などから相手の電話番号がわかれば、弁護士に相談のうえ、弁護士会照会(弁護士法第23条の2に基づく照会)という制度で相手の連絡先を調べることができます。

ただし、不倫相手が「既婚者とは知らなかった」「夫婦関係がすでに破綻した後に、関係を持った」「肉体関係はない」と反論するケースも。それをくつがえすには、やはり「確かな証拠」が不可欠。

慰謝料を決める方法は、当事者同士、あるいは弁護士を代理人として金額などを話し合います。妻が受けとれる金額は一般的に100万~200万円と、さほど高額ではありません。

ただし、「妻に知られた」「弁護士から連絡があった」などの精神的圧力を与えることで、「不倫は割に合わない」と相手に思わせる懲罰的な面は期待できます。