イラスト:花くまゆうさく

【2】エアコンの設定温度は28度が目安

残暑は厳しいものの、朝晩は過ごしやすくなっている秋口。それでもエアコンの設定温度を真夏のまま変えていない、というご家庭はないでしょうか。室温が低すぎると、体は熱を作り出そうとフル回転して疲れてしまいます。汗をかくほどではないにしても、少し暑いと感じるくらいの温度設定に切り替えましょう。

目安は28度。眠るときも夜通しエアコンをつけるのではなくタイマーをセットし、扇風機やサーキュレーターなども併用して部屋の空気を循環させておけば、朝までぐっすり眠れることうけあい。

 

【3】体を冷やさない

夏の間、冷たいものやのどごしのよいものばかり食べたり飲んだりしていた人は、体が冷えている可能性があります。実は、熱中症になりやすい人の多くが「冷え性」。

熱中症は体温調節がうまくできず、高い外気温にさらされて体温が上昇する病です。このタイプの人は、外気温が低いと低体温に陥ることに。自然治癒力が低下している証拠です。

また内臓が冷えると免疫力が下がって、風邪をひきやすくなります。常温や温かいもの、体を温める食材を取り入れて、内臓を冷やさないようにしましょう。