夏の不調を長引かせない3つのポイント
夏の不調を放置すると、秋以降に持ち越すだけでなく、具合の悪さが定着してしまうおそれも──。
食欲がない、眠りが浅い、体がダルいなど、思い当たることがある人は、川嶋先生おすすめの「冷えとり対策」を今日から始めましょう
【1】《ちょっときつい》運動をする
年齢とともに筋肉量が減少し、基礎代謝が落ちると、体温調節に必要な熱やエネルギーを十分に作り出すことができません。ですから、運動をして筋肉量を増やすことが重要です。
とはいえ、体力が落ちて弱っている人が無理をするとよけいに疲れてしまいます。体力を温存しながら、《ちょっとだけきつい》と感じる負荷をかけるのが理想です。
「歩く速度をいつもの1.5倍速くする」「駅の階段を上り下り」「電車では座らない」など、日常生活で工夫すればOK。大切なのは継続して行うこと。そうすれば体力がつき、自律神経のバランスも整ってくるはずです。