マイナスの家計を、プラスにするのが目標
もちろん、いくら節約しても、「今月は大ピンチ!」と、真っ青になるときもありますよ。うちでは、都内の学校に通っている長男にだけスマホを持たせているのですが、渡したばかりのときにスマホのゲームでうかつにも課金して、翌月来た請求額がなんと18万円! 課金のシステムがよくわからなかったから仕方がないとはいえ、さすがにこの金額はショックでしたね。
長男だけでなく子どもたち全員を呼んで、「ママ、この支払いのせいで、今月はすごく苦しい。これだけあれば、みんなでどれだけ贅沢できると思う?」と、こんこんとお説教しました。とりあえず、なんとかその18万円は払いましたけど、「バイトができる年齢になったら、耳を揃えて返してね!」と、長男には釘を刺しています。
時折、そんな予期せぬ出費がかさむこともあり、目下、毎月の家計はマイナスです。以前積み立てた子どもたちの学資保険や私の貯金を少しずつ切り崩しながら、マイナス分を補しているというのが現状です。本当に苦しいときは実家の両親にちょっぴり助けてもらうこともありますが、このマイナスをいかにゼロに近づけるかが、今の私の課題です。
そして、晴れて助産師の資格が取れたら、自分の老後資金くらいは貯めていけるよう家計をプラスにしていきたい。将来、子どもたちが独立したら、私は国や街を転々としながら、助産師として一人でも多くのお母さんたちを笑顔にする仕事をする。その夢を叶えるためにも、今は節約と勉強に励みたいと思っています。