若いうちは見栄、歳を重ねたらより本物に

若い頃は少し盛るくらいの発言でちょうどいいときもあるの。なぜなら周りのみんなが実力よりも盛りたがるものだから。

真面目に考えすぎて、実力を等身大で言ってしまうと損をしてしまうこともある。

世の中は自分の実力以上に表現する瞬間もあるものです。

例えばヒールを履く、痩せて見える服を着る、綺麗にメイクをするなど、これも日々の本当の自分から盛って幸せになっていく一つの努力ですね。それを周りから褒められると、真に綺麗になりたいと思う良いきっかけになるから、私は少しの見栄は必要だと思っています。

ただ、年齢が重なったときに、若い頃と同じような感覚で、現実を盛っていくのは、かなり怖いことだと感じます。それは歳を重ねるということは、「真の実力を幾つ重ねたか」が大事になってくるからです。

年齢を重ねたのに若い頃と同じような感覚で現実を盛るのは「怖い」(写真提供:写真AC)

真の実力の積み重ねが多い人ほど、美しく輝けるものよ。